長時間使えるRaptor vs 軽量なKIWI【人気フロントライトの比較ポイント解説】
自転車用フロントライトは、ライディングスタイルや使用環境に合わせて選ぶことが大切です。この記事では、Gacironの人気モデル「Raptorシリーズ」と「KIWIシリーズ」を徹底比較し、共通の機能やそれぞれの特徴・魅力を詳しく解説します。さらに、どちらがどのようなユーザーに適しているかもご紹介します。
目次
Gacironが誇る二大モデル!RaptorとKIWI
Raptor-3000
KIWI-1200
RaptorシリーズとKIWIシリーズは、どちらもGacironの技術が詰まった高性能ライトです。それぞれ異なる特徴を持ちながら、共通して使いやすさと安全性を追求しています。まずは、両シリーズに共通する機能からご紹介します。
RaptorとKIWIに共通の機能
Gacironのフロントライトシリーズは、すべてType-C充電式で、充電が簡単かつ迅速に行えます。また、マウントが統一されており、異なるモデル間でもスムーズに交換可能です。
さらに、RaptorシリーズとKIWIシリーズには、快適で安全なライドを支える共通の特徴が備わっています。その中でも特に魅力的なポイントをご紹介します。
ハンドルバーの上下どちらにも取り付けOK
ライトは上下どちらの向きでも取り付け可能で、どちらの向きでも対向車や歩行者への眩しさを抑える防眩性能を保ちます。多機能マウントはオプションで利用可能です。
カットオフビーム技術を採用
ライトから出る光が特定の角度以上には上がらないようにすることで、対向車のドライバーが眩しくならず、安全で快適なライドをサポートします。
IPX6防水性能であらゆる天候に対応
IPX6の防水性能で、雨や泥、水しぶきの多い環境でも安心して使えます。高い防水性能により、どんな天候でも安全なライディングをサポートします。
用途に応じた点灯モードで安心走行
状況に応じて照明モードを選択可能。インジケーターで現在のモードを確認できます。
高輝度・大容量!Raptorシリーズ【特徴】
Raptorシリーズは、Gacironの新たなフラッグシップモデルです。最大のルーメン数とバッテリー容量を誇り、自転車用フロントライトとして過去最強のスペックを備えています。「Raptor(猛禽類)」の名は力強さと俊敏さを象徴し、デザインにもそのコンセプトが反映されています。
Raptorは明るさと電池容量の異なる2モデル展開。活用シーンに応じて選べます。
Raptor-3000
- 最高光束3,000ルーメンの最強ライト
- 10,000mAhの大容量バッテリー搭載
Raptor-1800
- 最高光束1,800ルーメンの強力モデル
- 6,700mAhの大容量バッテリーを搭載
Raptorシリーズ共通の機能
超高輝度と長時間使える大容量が特徴のRaptorシリーズには、ライダーの安全性と快適性を引き出す多彩な機能が備わっています。これらの共通機能が、夜間や悪天候でのライドをしっかりサポートします。
ハイビーム/ロービーム切替
ワンボタンでハイビームとロービームを切り替え、路面状況に応じて最適な明るさで照らします。視認性を保ちつつ、他の車両や歩行者への眩しさを抑えます。
安全で便利なワイヤレスリモコン
ハンドルバーから手を離さずに明るさとモードを調整できるため、安全に操作できます。リモコンはパッケージに標準で付属しています。
モバイルバッテリー機能付き
大容量バッテリーを搭載し、自転車ライトとしてだけでなく、モバイルバッテリーとしても外出先で使用できます。充電中のライト点灯も可能です。
細部までこだわった設計
独自の特許取得済みデザインを採用し、CNC加工による高精度なアルミニウムボディや精密な光学レンズ、ボタンなど、細部まで緻密に設計されています。
スペック
属性/モデル | Raptor-3000 | Raptor-1800 |
---|---|---|
画像 | ||
最大光束 | 3,000lm | 1,800lm |
電池容量 | 10,000mAh | 6,700mAh |
インプット | 5V/2.0A | 5V/2.0A |
充電時間目安 | 約4.5時間 | 約3時間 |
本体サイズ | 108 x 49 x 40.6mm | 101.2 x 42.6 x 38mm |
本体重量 | 約290g | 約207g |
点灯モード・使用時間
属性/モデル | Raptor-3000 | Raptor-1800 |
---|---|---|
画像 | ||
超高輝度モード | - | 1,800lm 2時間(ハイビームとロービーム) |
高輝度モード | 3,000lm 2時間(ハイビーム) 1,200lm 4時間(ロービーム) |
900lm 4時間 (ハイビームとロービーム) |
中輝度モード | 1,500lm 4時間(ハイビーム) 800lm 8時間(ロービーム) |
800lm 4時間(ロービーム) |
低輝度モード | 750lm 8時間(ハイビーム) 400lm 16時間(ロービーム) |
400lm 8時間(ロービーム) |
ブレスモード | 100-50lm 40時間 | 100-50lm 25時間 |
昼間モード | 1,000lm 約55時間 | 600lm 約35時間 |
こんな方におすすめ!Raptorシリーズ
Raptorシリーズは、その高い性能と多機能性で、幅広いシーンで活躍します。特に、以下のようなニーズを持つ方にぴったりのライトです。
- 長距離ライドやキャンプに出かける方。
- 夜間の山道や街灯の少ない道路を走る方。
- 一つのライトで多機能を求める方。
軽量・コンパクト!KIWIシリーズ【特徴】
KIWIシリーズは、軽量でコンパクトなデザインが特徴のGacironフロントライトです。そのデザインは、夜行性で知られるニュージーランドの国鳥「キウィ」にインスピレーションを得ており、夜間のサイクリングを安全かつ明るく照らします。
明るさと電池容量の異なる3モデルがラインアップ、活用シーンに応じて選べます。
KIWI-1200
- 最高光束1200ルーメンの最上級モデル
- モバイルバッテリー機能とリモコン操作に対応*
KIWI-800
- 最高光束800ルーメンのミドルグレードモデル
- 都市部や郊外のサイクリングに十分な明るさ
KIWI-400
- 最高光束400ルーメンのエントリーモデル
- 街中の通勤や夜間のカジュアルサイクリングに最適
*) ワイヤレスリモコンはオプションです。
KIWIシリーズ共通の機能
軽量コンパクトなデザインが特徴のKIWIシリーズには、日常使いから夜間のライドまで幅広いシーンで活躍する実用的な機能が備わっています。これらの共通機能が、毎日の移動やサイクリングを快適で安全なものにしてくれます。
アンチグレア(反射防止)機能を搭載
KIWIシリーズは、アンチグレア(反射防止)機能を備えたシリーズ。アンチグレア機能とは光の眩しさを抑える技術で、対向車や歩行者への配慮を可能にし、快適なライドをサポートします。
軽量コンパクト! CNC加工ハウジング
耐久性とスタイルを兼ね備えたコンパクトなデザインも、KIWIシリーズの大きな魅力です。筐体には精密なCNC加工技術を採用しており、滑らかで美しい仕上がりと高い耐久性を実現。この堅牢な設計により、過酷な使用環境でも長期間安心して使えます。
スペック
属性/モデル | KIWI-1200 | KIWI-800 | KIWI-400 |
---|---|---|---|
画像 | |||
最大光束 | 1,200lm | 800lm | 400lm |
電池容量 | 4,500mAh | 2,500mAh | 1,600mAh |
インプット | 5V/2.0A | 5V/2.0A | 5V/1.0A |
充電時間目安 | 約2時間 | 約1.5時間 | 約1.5時間 |
本体サイズ | 104.7 x 38.3 x 26.4mm | 98.7 x 35 x 24.2mm | 83.2 x 35 x 24.2mm |
本体重量 | 約160g | 約124g | 約98g |
点灯モード・使用時間
属性/モデル | KIWI-1200 | KIWI-800 | KIWI-400 |
---|---|---|---|
画像 | |||
超高輝度モード | - | - | - |
高輝度モード | 1,200lm 約1.5時間 | 800lm 約2時間 | 400lm 約2時間 |
中輝度モード | 600lm 約3時間 | 400lm 約3.5時間 | 200lm 約3.5時間 |
低輝度モード | 300lm 約6時間 | 200lm 約6時間 | 100lm 約5.5時間 |
ブレスモード | 100-50lm 約20時間 | 100-50lm 約15時間 | 100-50lm 約9時間 |
昼間モード | 600lm 約24時間 | 400lm 約24時間 | 400lm 約12時間 |
こんな方におすすめ!KIWIシリーズ
KIWIシリーズは、軽量でコンパクトなデザインが特徴です。特に、以下のような用途やニーズにぴったりのライトです。
- 都市部や街中での移動が多い方。
- コンパクトで扱いやすいライトを求める方。
- シンプルでコスパの良いライトを好む方。
RaptorとKIWIを比較
RaptorシリーズとKIWIシリーズのスペックや機能を比較し、各モデルの違いを分かりやすくまとめました。動画や比較表を参考にして、活用シーンに適したライトを見つけてください。
比較表
- 下記表でモデル名の数字は最高光束(ルーメン)を示しています。
- 表は横にスクロールしてご覧いただけます。
属性/モデル | Raptor-3000 | Raptor-1800 | KIWI-1200 | KIWI-800 | KIWI-400 |
---|---|---|---|---|---|
画像 | |||||
最大点灯時間 | ◎ 約55時間 |
〇 約35時間 |
〇 約24時間 |
〇 約24時間 |
△ 約12時間 |
ハイビーム/ロービーム切替 | ◎ 対応 |
◎ 対応 |
× 非対応 |
× 非対応 |
× 非対応 |
モバイルバッテリー機能 (ライトからの給電) |
◎ 対応 10,000mAh |
◎ 対応 6,700mAh |
◎ 対応 4,500mAh |
× 非対応 |
× 非対応 |
ワイヤレスリモコン | ◎ 対応、製品に付属 |
◎ 対応、製品に付属 |
〇 対応、別売り |
× 非対応 |
× 非対応 |
本体重量 | △ 約290g |
△ 約207g |
〇 約160g |
〇 約124g |
◎ 約98g |
活用シーン | 夜間の山道や未舗装路、悪天候時のライド、自転車旅やロングライド | 郊外の夜間ライド、夜間のサイクリングイベント、広い範囲の照明が必要なシーン | 都市部の夜間ライド、通勤・通学、街灯が少ない道 | 街灯がある道での夜間ライド、ライトサイクリング、日常的な使用 | 短距離の夜間ライド、街中での使用、非常灯として |
RaptorとKIWIの比較ポイント
Raptor-3000
KIWI-1200
RaptorシリーズとKIWIシリーズは、それぞれ異なる特徴を持ちながらも、Gacironが誇る高性能ライトとして共通の魅力を備えています。ここでは、両シリーズの違いや特徴を比較し、選ぶ際のポイントをご紹介します。
1.用途に合わせて最適な選択を
Raptorシリーズは、長時間ライドや夜間の山道走行など、高輝度と大容量が求められるシーンに最適です。一方、KIWIシリーズは、軽量コンパクトな設計と高い汎用性が特徴で、街中から夜間のサイクリングまで幅広い用途に対応します。
2.機能で比較する
Raptorシリーズは、ハイビーム/ロービーム切替やワイヤレスリモコン、モバイルバッテリー機能など、多機能性を重視した設計がされています。一方、KIWIシリーズは、アンチグレア機能やコンパクトな筐体設計による扱いやすさを備えており、対向車や歩行者への配慮が求められる場面に適しています。
3.モデル展開をチェック
Raptorシリーズは、最大3,000ルーメンと1,800ルーメンの2モデルを展開しており、視認性やバッテリー持続時間を重視する方におすすめです。一方、KIWIシリーズは、最大1,200ルーメン、800ルーメン、400ルーメンの3モデルがあり、用途に応じて必要な明るさと持続時間を選べます。
あなたに合うのはどっち?
Raptor-3000
KIWI-1200
選ぶポイントはライドスタイルや求める機能次第。多機能で高性能を求めるならRaptor、軽量で扱いやすさを重視するならKIWIがおすすめです。
- Raptorシリーズが向いている方
- 長時間のライドを計画している方。
- 高輝度ライトで夜間の視界を確保したい方。
- 多機能性を重視する方。
- KIWIシリーズがおすすめな方
- 軽量でコンパクトなライトを求める方。
- 街中や短距離ライドが多い方。
- 操作がシンプルで扱いやすいライトを重視する方。
ライドスタイルに合わせて選択
GacironのRaptorシリーズとKIWIシリーズは、それぞれ異なるニーズに応える優れたフロントライトです。ライディングスタイルや使用環境に応じて最適なモデルを選ぶことで、より安全で快適なサイクリングをお楽しみいただけます。